第6巻1000番歌はこちらにまとめました。
第6巻 1000番歌
巻 | 第6巻 |
歌番号 | 1000番歌 |
作者 | 守部王 |
題詞 | (春三月幸于難波宮之時歌六首) |
原文 | 兒等之有者 二人将聞乎 奥渚尓 鳴成多頭乃 暁之聲 |
訓読 | 子らしあらばふたり聞かむを沖つ洲に鳴くなる鶴の暁の声 |
かな | こらしあらば ふたりきかむを おきつすに なくなるたづの あかときのこゑ |
英語(ローマ字) | KORASHIARABA FUTARIKIKAMUWO OKITSUSUNI NAKUNARUTADUNO AKATOKINOKOゑ |
訳 | ここにあの子がいたら、二人一緒に沖の浅瀬で鳴く、鶴の暁の声を聞けるのになあ。 |
左注 | 右一首守部王作 |
校異 | – |
用語 | 雑歌、作者:守部王、行幸、大阪、恋情、望郷、天平6年3月、年紀、地名 |